久 正人作 ノブナガンを読んだので感想
- 作者: 久正人
- 出版社/メーカー: 泰文堂
- 発売日: 2012/02/10
- メディア: コミック
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実はこえたまの兼価版(CDついてないの)を探してる。
これがぜんぜんないのな。
<(ぜんぜん短くない)寸評>
・内容は超直球正統派バトルアクション。王道なストーリー展開なので、既視感は否めない。でも設定は細かいとこも手が行き届いていて、巻末のモンスター解説なんてかなり精妙。しかもろくに登場シーンもないモンスターの解説を細部まで行なっている。
・絵にはかなり癖がある。トーンを二、三種類しか使ってない、コントラストを強調したイラストっぽい絵。なんで、最近の美麗な描き方ではない。表紙を見て「この人の絵は駄目だ」と思ったら買わないことを推奨。ちなみに話数を積むごとに癖は減る。
・この作品の面白さはテンポの良さ。次々展開するアクションがなかなかおもしろい。ハリウッドアクション映画の様なマンガ。
あと、造形も熱い。モンスターの形もちゃんと生命体として機能することを前提に設計されてる。それだけでなく、モンスターの進化の過程も念頭に入れてデザインされているようだ。
主人公たちが持っている武器のギミックもかなり熱い。モンスターと違って、こっちはギミックの派手さや見栄えの良さが前提に設計されているようだ。ゆえにかっこえええ
コマ割りとか造形とかカットとか、ビジュアルがすごくかっこええ。作者のセンスの良さがすごく光っている。
<あらすじ>
修学旅行で台湾を訪れた高校生小椋しお。小椋は軍オタだったり団体行動が苦手だったりで、クラスでも少し浮いてる女子高生だった。
しかし、その場でいきなりモンスターと台湾軍との戦闘が始まる。しかし、台湾軍では全く歯が立たない。
友人を守るため、武器も持たずに飛び出した小椋は、そこで織田信長の生まれ変わりとしての能力を覚醒させる。
(主人公たちの異能は、改造された偉人のDNAを使い、これを武器化させることらしい。)
そして、普通の女子高生だったはずの小椋はモンスターとの戦闘に巻き込まれていくことに。
<感想・他>
なんつーかパロりすぎ!
偉人のDNA→R.O.D
司令室とモニター画面→エヴァ
影の司令官みたいな奴→きゅうべえ
こいつが主人公をスカウトする。
<関連リンク>
試し読みできる。↓
http://comic-earthstar.jp/author/
・・・・もっさりおわる