柘植文さん作 野田ともうします。 を読んだので感想ですよ(・ิω・ิ)
- 作者: 柘植文
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/07/13
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- 作者: 柘植文
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<作者について>
柘植文さんは、ゆっくりとした一定のテンポでも、グダグダせずちゃんと面白く作れる方、と言うのが私の認識ですね。短いページ数でも、笑いはもちろん、お話もしっかり作り込んでくる。「ほのぼのとした笑い」「ゆるい笑い」が蔓延する中でも、特別扱いするべき作者とおもいますね。
はい、「野田と申します」のあらすじを紹介しますね。
<あらすじ紹介(?)>
地味でマジメで勉強好き、超変わり者の「野田さん」。興味本位で出会い系サイトに登録してみたり、コンビニにあるカラーボールを狙ってみたり、ミスキャンパスに出場してみたり・・・・興味本位と独自の因果律で動く野田さんの日常を、一話完結で描く一作。
いや、しかし、この野田さんという女が個性的すぎる。百聞は一見にしかず。ちょっとワンシーンを見てくださいな。
地味で、マイペースで、絶対何にも染まらない女、それが野田。
ちなみに、美容院に行くのも興味本位。「友達が欲しい」とか「かわいくなりたい」からではない。「そういえば行った事無い」それだけ。「興味本位」といっても「笑い」目当てじゃない。言うなれば「学術的興味」
<「野田さん」という発明>
この作品にはオカルト(?)的な要素があって、突拍子もなくタイムスリップしたりする。しかし、野田さんがいると、「まぁ、野田さんがいるならそれもありか」と思わせる「野田さんパワー」。非日常にもあっさり日常を持ち込み、気づけば読者をも「野田色」に染める野田さん。おそるべし・・・
ほかにも個性豊かなキャラクターが登場します。野田さんと、野田さんを取り巻く「少なくとも善良な人たち」。そうした野田さんを中心とする愉快な毎日。
是非読んでみてください。マジでオススメ。柘植文さんごとオススメします。
ってコレドラマ化するんだ・・・・
もっさり終わる。( ・ิω・ิ)