袁藤沖人作 ジャグリを読んだよ 感想とネタバレ( ・ิω・ิ)

 画像を取り込み編集するのがここまで大変だとはね( ・ิω・ิ)
 四苦八苦ですわい

ジャグリ 1 (電撃コミックス)

ジャグリ 1 (電撃コミックス)

 この方は有名な方なんでしょうか?鬼のように絵が緻密です

 見てこの美しさ!横のカラーにモノクロが負けてない!そしてこの情報量!
 このクオリティを一巻通して維持しています。(あとがきまで!)
 「絵を読む漫画」というのはかっこつけ過ぎな言い回しかと思いますが、セリフがほとんど無く、絵に情報が詰まってる。そんな感じですね。

さてさて、ストーリーです。
 アラビアンナイトのような世界。
 主人公「アムシャス」は王様の三男ながら自由気ままに暮らす放蕩息子。  ジャグリ<天上の技芸>(平たく言うと曲芸)を愛し、サーカス団の団長として活躍していた。人を驚かせ感動させることを信条とし、日々、危険な芸を人々の前に披露していた。しかし、ある公演の最中客席に無表情な女性を見つけてしまう。彼女はアムシャスが何をやっても感動を覚えない。公演後、アムシャスに感想を聞かれた彼女は「私はあなたから何ももらえなかった、それだけ。」という落ち着いた、しかし辛辣な言葉を残し去っていった。その言葉を聞いて以来、アムシャスは「自分には足りない物があるのではないか?」という疑問を持つようになる。
 
 後日、アムシャスとその2人の兄は王である父上に呼ばれ、父のいる宮殿に行くと、そこに例の彼女がいた。
 彼女は「さまよえる湖の民・ロプ・ノール」の姫巫女であるという。ロプノール達は「巨大な砂漠を引き連れて砂漠をさまよう伝説の民」。ロプノールが訪れた土地は大河と繁栄をもたらすとされているが、もしロプノールの機嫌を損ねるとその地には二度と雨が降らないとされている。
 中でもこのロプノールの姫巫女には特殊な力があり、微笑むと晴れ涙を流すと雨になってしまう。よって、むやみに力を発動させないためか、姫巫女は感情を持つことを禁止されている。
 しかし、この姫巫女も感情を持ってみたいという。
 そこで王はこの姫巫女と取引をする。「涙を流させる代わりに、この地に繁栄をもたらせてくれ」しかし、感情を持っていないこの姫巫女に感情を持たせる事は容易ではない。そこでさらに王は息子である3人に「彼女に涙を流させた者に王座を譲る。」という提案をする。
 アムシャス自身は王座にはあまり興味がないようだが、このあまりにも無感動な巫女を笑わせることを決意する。・・・・


 主軸となるストーリーはこんな感じでしょうか。他に「マユ」という名前のランプの魔神の女の子も出てきたりする。(表紙の子)
 本巻の後半はこのマユという女の子が頑張るお話。

 私としてはこれは集めるつもりですが、お話はあまり進んでいないので、精妙な評価は2巻を待つことになりますね。

大迫力のジャグリシーン

もっさり終わる。( ・ิω・ิ)