numbersって海外ドラマのDVDを借りて見たよ。

いや、ブログめんどい
じゃなくて、numbersって海外ドラマのDVDを借りて見たよ。
海外ドラマはCSIマイアミとかクリミナルマインドが好きで、この二つはDVD化されてんのは全部見た。
特にクリミナルマインドは大好きなんでそのうち語るわ。とりあえず今日はnumbers

ナンバーズ 天才数学者の事件ファイル シーズン1 コンプリートDVD-BOX (4枚組)

ナンバーズ 天才数学者の事件ファイル シーズン1 コンプリートDVD-BOX (4枚組)

とりあえずDVDの一巻目、話数で言うと1〜3話を見たわけです。
知らん人のためにあらすじを書く訳ですが、まあ読み飛ばし可ですよ。


NY(?)で連続レイプ事件が発生。計12人の女性が襲われ12人目は死体で見つかる。
しかし、事件発生場所がランダム過ぎて、犯人を見つけることができない。次の発生場所の予測さえたてられない。
FBI捜査官のドン(首領じゃなくて人名)はこの事件を担当するわけだが、手がかりさえ見てこない。
難事件を抱えたまま家に帰ったドンは、なりゆきで弟で天才数学者・大学教授のチャールズの手を借りることに。



てなのが一話の導入。天才数学者の弟が数式をたて、それを元に兄が腕力を使って事件を解決する。そんな形式でドラマは進行する。
このんなあらすじがDVDのパッケージに書いてあって『スゲー( ゜д゜)』と思って借りたわけですよ。
内容はもっとすごかった
その後、あらすじの続き ネタバレ↓



弟のチャールズ曰く
「例えばスプリンクラーから発射された水滴はランダムで地面に落ちる、
次にどこに水滴が落ちるかは現代数学を持ってしても予測は不可能。
しかし、水滴の落ちた地点をデータ化し、統計的に逆算して、どこにスプリンクラーがあるかを予測することができる。」
ここから考えは飛ぶ すご〜く飛ぶ
「応用して、この事件でも、犯行場所から犯人の自宅(基点)の予測が可能である。
特に人間は『ランダムにランダムに』と考えると、そこの規則性ができるからどこに自宅(基点)があるかは数式で割り出せる」
てな感じで犯人の自宅を範囲的に「この円のどこか」ぐらいは割り出す天才数学者チャールズ君(30歳ぐらい)

↑解説するチャールズ君 後ろに見えるのが割り出された式を元に作られた確率分布図
ここからがすごい


FBIのドン(兄)はこの予測から、
「この地区にすんでる男全員のDNAサンプルを入手して、犯人のDNAと比べろ」
と部下に命令をだす。
「え!?いや、この地区には50人男がいるんですが・・・」
「いいからとってこい」
しかも、なんの法的許可かもなくそいつらの血を抜くわけにも行かないので、そいつらが落としたたばこの吸い殻やら吐き捨てたガムとかからDNAのサンプルを取る。部下は有能。その地区の男全員分のDNAのサンプルを取る。
(´-`).。oO(オレタバコもすわないしガムの吐き捨てたりしないんだが、オレみたいな人からはどうやってDNAのサンプルを取ったのかな・・・というか、もしオレが警官で、自分の直属の上司が「コイツ俺の弟なんだが今日から参加するから。立場上君たちの上で」って言われたらエッ(・_・。)って感じだな。)
(後々の話で、実は弟君は結構前から警察組織のアドバイザーを務めていることが明らかになる。これはお兄様も知らないことだったわけだが。)
しかし、この中に犯人はいなかった・・・・・3日のロス・・・しかも11人目のレイプ被害者が犯人の手によってコロされてしまう。しかもまた一人女性が行方不明に・・・
チャールズ君は思い悩む。僕の数式は完璧だ・・・・なぜ円の中に犯人がいないのか・・・その答えはお兄さんが出す。
「そうか、例えばオレはここに住んでるけど自宅にはほとんど帰ってこない。基点は職場から。つまり、この犯人もオレみたいに自宅以外にもう一つ本拠地があるんじゃないか!?」
なるほど。地上に落ちる水滴からスプリンクラーの位置を割り出すにしても、スプリンクラーが一つしかないという仮定が間違ってたのだ。
そうして新しい数式をたてる。そうして描かれるもう一つの円、この中から性犯罪の前歴のある者に限定して捜査し、お兄様がドンパチのすえ犯人逮捕。


うん・・・正直面白くなかったですね・・・・・
数理論の話はほんとにちょろっとしか出てこない。というか、これ以外の話もテンポが速すぎてついて行けない。
事件のアプローチも数学的なのでなんか現実味にかける。
例えばCSIは科学でアプローチするので『犯人はナントカ花の花粉が付きうる地域。つまりここの・・・』って感じのアプローチだ。
クリミナルマインドは犯罪心理学『犯人の殺し方から、犯人の怒りを感じる。犯人はこの女性達に似たタイプの人に恨みを持ち・・・・』みたいなアプローチだ。
だけどこの話だと『この数式によれば犯人はこのエリアの中にいる確立が96%あって・・・・・・』
てなかんじ。なんだか姿のない幽霊が犯罪を行ってるみたいだ。しかも、どんな理論によってその数式が打ち立てられたのかもほとんど話されない。
『なんだかお話に二重の意味で現実味がないんだよな〜』という僕の感想が、上の数行見てもいまいち伝わらんと思うが、実際見て頂ければわかるかもしれない。
まぁ見ないことをオススメするが・・・・
<おまけ>
第三話に出てくるあまりにも濃すぎる脇役 この御方が主役の刑事ドラマが見たい ちなみに女性


プロレスラーかよw って言いたくなる後ろ姿